異例のハプニング続出!?東スポ映画大賞2008! 日本「不思議」ニュース
local_09032501.jpg恒例の【第18回東京スポーツ映画大賞授賞式】。
ビートたけし審査委員長の独断と偏見で審査されるこの映画祭も今年で18回目!数々の明るい話題を振りまいた2008年の日本映画界をビートたけし審査委員長はどのように評価したのか?
今年の授賞式もたくさんの招待客・マスコミが駆けつけた!

local_09032502.jpgさて、開演時間の16:00を過ぎてもなかなかスタートしないセレモニー。会場を見渡すと慌しくかけまわるスタッフの姿が。招待客らもざわめき始める。定刻より10分ほど遅れ、MC席に着くガダルカナル・タカ(以下タカ)と江口ともみ。司会のふたりから「オフィス北野代表取締役より、ご挨拶がございます」との説明後、森昌行社長より異例の事情説明が…。
なんと!
たけし審査委員長が高熱のため欠席とのこと!東スポ映画大賞史上初の大ハプニング発生!!どよめきとともに、不穏な空気が一気に会場をつつむ。

local_09032503.jpgメインホストでもあり審査員長でもある、たけし委員長が不在のまま進む式典。やはり今年は、今ひとつピリッとしない。
しかし、この人の登場で一気にボルテージが高まった。
受賞したのは『歩いても歩いても』の母親役で『助演女優賞』を受賞した樹木希林(66)。
受賞理由は“どこまでが演技で、どこまでが素なのか…リアルで鋭い母親を描写したこと”と、全国15の映画祭=選考委員から高い評価を得た。
なお、樹木希林は別居中の夫・内田裕也から「東スポだけは欠席するなよ!他の賞は欠席しても、東スポだけは絶対に出ろ!」と、キツーイ指示があったことを明らかにした。

local_09032504.jpg続いて登場したのは『おくりびと』で『主演男優賞』を受賞した本木雅弘』(43)。
突然、タカから「オスカー受賞の件は、お義父さんに報告をしたんですか?」の問いに、目が泳ぎうつろな表情になる本木。「いえ、まだキチンと会えてないんです…」と消え入りそうな声で答える。続けてタカから「受賞の喜びを…」とふられるが、本木は「リリーフランキーさんが、僕のなかでは一番だと思っていますから。僕がこの場に居ていいのかどうか…」といじけ回答。そんな二人のやりとりに、会場は温かい笑いに包まれた。

local_09032505.jpg『おくりびと』『クライマーズハイ』で『助演男優賞』を受賞したのは山崎努(72)。山崎は「同じ役を2度やると飽きてしまう。だから同じ役は2度はやりません」と言いつつも、『必殺仕置人シリーズ』で“念仏の鉄”を2度演じ私たちファンを喜ばせた日本屈指の名俳優である。そんな山崎だが、この日は
「4〜5年前に、たけしさんが新人賞をくれると言ってきて、めちゃくちゃうれしかった。しかし実際にいただいた記憶はなくて。先日、マネージャーに確認したところ、そんなことはなかったと。次は新人賞を頂こうと思ってます」とコメントしたが、じつは93年に新人賞を受賞していたことが発覚。一度は席に戻った山崎だが、あまりのバツの悪さからか途中で退場してしまうというオマケがついた。(事務所サイドは所用のためと退席理由を語っている)

local_09032506.jpg『主演女優賞』は『ぐるりのこと。』の木村多江(38)。残念ながら出席はならなかったが、手紙とビデオレターで映画スタッフに対する感謝と受賞の喜びを語った。

local_09032507.jpg『監督賞』は北野武監督(『アキレスと亀』)。
「自画自賛ではなく、これからも作家主義的映画を作り続ける決意を持って自ら受賞することを決めたようだ」と北野監督に代わりオフィス北野・森社長が語った。

local_09032508.jpgまた、北野監督作『アキレスと亀』からは三又又三(みまた またぞう)、お宮の松、アル北郷が3人でひとつの新人賞を獲得。イジられてなんぼの3人だが、たけし委員長不在の影響は大きく、三又の「たけしさん、いつ出てくるんでしょうかね〜?」のボケにも会場はダダスベリ状態。壇上で唯一爆笑を取ったのは、「ミツマタさん、おめでとうございます(本当は“みまた”)」と「アキレスケン…(本当は『アキレスと亀』)」発言をかましたプレゼンターの東スポ編集局長・堀内氏だった。

local_09032509.jpg『作品賞』は今回で東スポ大賞3回目の受賞となる是枝裕和監督(46)『歩いても歩いても』。
この授賞式のために、香港映画祭への出発を1日遅らせたほど楽しみにしていたというだけあって、たけし審査委員長不在をひどく残念がっていた是枝監督は「最近の映画の多くはTV局が出資しているから、やはり彼らの意見が大きく反映されます。でも、この映画には一切TVの資本は入っていません!だから、今回の受賞は、たけしさんの哲学がすごく表れている選考だったと思っておりまして、そんな哲学に支えられている映画祭は参加して気持ちがいいです!」と涙ながらに語り、会場からはこの日一番の拍手が送られた。

なお、『特別作品賞』には綾瀬はるか主演の『ICHI』が選ばれた。
従来、この賞では『シベリア超特急』や『日本以外全部沈没』など、ひとクセある作品が選考されていたが、今年の受賞理由は『タイトルのつながりだけであげたい(過去に同じ座頭市の映画を撮った)』という、たけし審査委員長の意向を受け受賞が決まった。

また、『外国作品賞』は、冷酷な殺し屋役のハビエル・バルデムの怪演が話題となった『ノーカントリー』が受賞。いつものコーエン兄弟からユーモアを引いたような演出が、たけし審査委員長の中でも高評価だったようだ。

local_09032510.jpgお次はエンターテインメント大賞の部。
間髪いれず、会場に橋下徹府知事(39)のビデオレターが流れる。
『エンタメ賞・特別賞』を受賞した府知事は「御堂筋イルミネーションで1億円必要なので、たけしさん寄付の方を宜しくお願いします。それと、映画を撮るなら大阪で。いつでも府庁舎を提供しますし、何なら僕も出演しますから!」と大阪を強力にアピールした。

local_09032511.jpg同じく『エンタメ賞・特別賞』を受賞したのは飯島愛(故人)。代理人として壇上に上がった中山秀征(41)は「飯島愛が生きていたら、この賞をもらってどう思うか考えました・・・たぶん彼女は『生きているうちにくれよ!』と笑いながら言ったと思います」。さらに、中山はこんなエピソードも明かした。「2年ほど前、彼女が芸能界を引退した時、たけしさんに食事に誘って頂いたことがあったそうです。本当は僕も出席する予定だったんですけど、どうしても都合が合わなくて。それで、その時、彼女は『たけちゃん、映画もいいけどお笑いやってよ』と言ったそうです。こんなことが言えるのも飯島愛しかいないと思います」中山は、後日この賞を飯島のご両親に届けるつもりだと語り壇上を降りた。

local_09032512.jpg『カムバック賞』には『生キャラメル』で見事にカムバックした田中義剛(51)が選ばれた。
たけし審査員長に「賞をあげるから持って来い!」といわれた20万円分の生キャラメルは、たけし本人が不在のため会場の受賞者全員へ配られたが、なかでも樹木希林(66)からは「もうひと箱、ちょうだいな」と大人気。
生キャラメルのパッケージが、たけしデザインとあって、田中はたけしとの再会が叶わず残念がっていたが「たけしさんから、ゾマホンの故郷・ベナンに農業を教えてやってくれと言われたので、先週まで10日間行って来たんですが、プレゼントした20頭のヤギのうち、早くも5頭が喰われてしまいました(笑)」と言って会場の爆笑を誘った。

local_09032513.jpg『日本芸能大賞』に選ばれたのはナイツサンドウィッチマン。しかしながら、たけし委員長の「この賞は授賞式に出席することが絶対条件!」との申し渡しにより、仕事の都合で出席できなかったナイツは落選。M-1優勝後も地道に営業を頑張っているというサンドウィッチマンの単独受賞となった。
舞台上でもガチガチの緊張感が見て取れるサンドウィッチマンに対し、MCのタカは「それではここで、お二人にネタを披露していただきましょう。ちなみに、会場でのネタ見せでは、過去、誰も爆笑を取ったことがありません。それに、ここまでの(たけし不在という重い)空気。結果は見えていますが・・・それではサンドウィッチマンのおふたりです、どうぞ!」と無理やり開始を宣言。
初めこそ“失笑”をかっていた二人だったが、徐々に“ややウケ”、終盤にかけ“爆笑”を取るなど面目躍如の活躍を見せた。

local_09032514.jpgまた、『皆勤賞』には『東スポ大賞』に毎回お客さんとして出席している常連、林家ぺー・パー子夫妻(年齢不詳)が選ばれた。舞台上からあらゆる被写体に向けフラッシュを焚くパー子だったが、タカの「今日は自由に撮りまくって結構ですから」の声に、さらにフラッシュは加速。受賞後、二人は「今日戴いたトロフィーは『お宝鑑定団』に出します。今までの18回、いつも3万円分の肉まんを差し入れしてきたから、投資金額は54万円になります。だから諸経費コミで2,000万円以上の値を『お宝鑑定団』には付けてもらわないと」とカメラ片手に喜びを語った。

local_09032515.jpg『話題賞』は、先般『林家三平』を襲名したばかりの林家いっぺい改め、二代目林家三平(38)。結婚適齢期の三平にとって、今一番の悩みは「彼女がいないこと。できれば、海老名家とは全く正反対の“包容力があって、もの静かな”滝川クリステルや、TBSの竹内香苗さんのようなアナウンサー狙いで行きます!アナウンサーだけに、穴があったら入りたい。どーも」と先代譲りの仕草でギャグを披露。また、サプライズゲストとして実姉・泰葉(48)が花束を片手に登場すると会場からは大きな拍手が!!相変わらずの泰葉節で弟・三平の受賞と襲名の喜びを語ったが、自身も再婚のチャンスを覗っているそうで、「風間杜夫さんのようなタイプがいい!」と自己アピール。これからも海老名家の動向から目が離せない?!

local_09032516.jpgまさかまさかの審査委員長欠席!という大ハプニングで幕を開けた授賞式だったが、苦笑あり、失笑あり、爆笑ありで無事に閉幕を迎えた。
たけし審査員長と対面出来なかった受賞者もさぞかし残念だろうが、一番残念だったのは本人かも知れない。
しかし、来年は東スポ50周年!!
来年の授賞式は、今年を越えるハプニングはあるのか!

local_09032517.jpgムーMAX第2号(3/25発売)出演の清田益章をはじめ、4月10日(金)来日のユリゲラー、果ては09年末公開の長澤まさみ主演「曲がれ!スプーン(本広克行監督)」など、ますますミステリーブーム加速する日本列島。
来年の授賞式では、是非とも当UOO PROJECTメンバーから受賞者が選考されることを願い(念じ)、『東スポ映画大賞2008』の報告を終了する。(了)
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