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そうこうするうち、劇団員はみな山鹿に着きました。でも、矢張り納得がいきません。畑のど真ん中の家で障子越しに髪を洗っている女の人の姿…。そのことが気になって気になって、まんじりともせず一夜を明かしました。
「明日、もう一度あそこに見に行こう!」という昨夜の約束どおり、日が昇るとともに皆で見に行きました。するとどうでしょう。昨日確かにあった筈の家がありません。皆不思議がると同時にゾゾ〜ッとしました。
私たちはたぶん狐に化かされたんだろうと思い、急いでその場を逃げました。今でもあの光景は不思議です。
狐に化かされるってホントにあるんだなって今では信じています。
続く
■プロフィール
西尾三枝子
[にしおみえこ]
鹿児島県加世田市出身。1963年、第7期ニューフェースとして日活に入社し、1964年にデビュー。数多くの青春映画に出演後、活躍の場をテレビドラマへと広げる。1969年には円谷プロ制作の「恐怖劇場アンバランス」第9話「死体置場の殺人者」に出演。1970年より4年にわたり『プレイガール』でレギュラーを務める。その美貌とセクシーな魅力で多くの男性視聴者を虜にした。近年では「女性中心の舞台を演じたい」との想いから、念願叶って劇団「女塾」を結成し自らプロデューサーとして活躍したほか、現在は東京・赤坂にてカラオケスナック「悠」を経営する。
カラオケスナック 悠
住 所 東京都港区赤坂3-18-8
赤坂エムプレスビル6F
電 話 03-3586-5134
年に数度の舞台公演をこなす傍ら、愛娘とともにカラオケスナック“悠”を経営する西尾三枝子。
赤坂TBSにも程近く、業界人も多く訪れるこの店。飾らない店のつくりと同様、店内は毎夜気さくなママ(ご本人)の笑顔で溢れている。また日頃ストレスが溜まっている皆さんのために、毎週木曜日午後7時より、カラオケ大会を開催している。
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